久々に資格試験に合格しました。
今回合格したのは、統計検定3級というものになります。
簡単にではありますが、どんな学習をしたかを書いておこうと思います。
【統計検定とは】
「統計検定」とは、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。
データに基づいて客観的に判断し、科学的に問題を解決する能力は、仕事や研究をするための21世紀型スキルとして国際社会で広く認められています。
日本統計学会は、中高生・大学生・職業人を対象に、各レベルに応じて体系的に国際通用性のある統計活用能力評価システムを研究開発し、統計検定として実施します。
引用:統計検定ホームページより
中学校以降に学んだ知識でどれだけ統計に関する応用力があるかをチェックする資格ですね。
3級で高校の数学Ⅰレベル、2級だと大学1,2学年レベルということです。
1級になると大学3,4年(専門)レベルらしいですよ。
【統計検定3級について】
3級は前述の通り、高校の数学Ⅰレベルになります。
主な内容は以下の通りです。
- 標本調査(母集団、標本、全数調査、無作為抽出、標本の大きさ、乱数)
- データの散らばりの指標(四分位数、四分位範囲(四分位偏差)、標準偏差、分散)
- データの散らばりのグラフ表現(箱ひげ図)
- 2 変数の相関(相関、散布図(相関図)、相関係数)
- 確率(独立な試行、条件付き確率)
箱ひげ図や相関図などは高校で習わなかった気がしますが、それ以外は習ったような気がする内容です。
理系の大学卒なら一度は触ったことのある図やグラフばかりだと思います。
また、3級と2級に関しては、CBT方式の受験も可能です。
CBT方式がなにかというと情報処理技術者試験のように〇月×日が受験日というわけではなく、受験会場で指定した日にコンピュータを使って受験ができる形式です。
全国主要都市には受験会場があるため、受験者の都合で受験しやすいのがポイントですね。
私もCBT方式で受験しました。
あと、電卓の持ち込みが可です。
というか、必須だと受験して感じました。
安い電卓で良いので受験する場合は、持っていきましょう。
私は試験前日に手持ちの電卓が壊れていることが分かって、某お店で340円の↓の電卓を買いました。
キーが固いので、押しにくい、、、
ケチらずに1000円くらいの電卓を買ったほうが、今後も使えたかなぁとちょっと後悔しましたorz
【学習内容】
私の学習内容を紹介しますが、その前に学習前の私のレベルを紹介。
一応、理系の大学(情報学部)を卒業
数学は大学3年以降は触っていないに等しい
四分位数、四分位範囲(四分位偏差)、標準偏差ってなんだっけ?
というようなレベルでした。
実際に学習で使った書籍は2冊あります。
まずは、公式テキストです。
私がメインで使った書籍になります。
「統計ってなんぞや?」って人でも読みやすい内容でした。
基礎的なところから書かれているため、理解しやすかったです。
私の場合は、前述のよく分かっていなかった「四分位数」「四分位範囲(四分位偏差)」「標準偏差」のところが本書籍を読んで理解することができました。
グラフの種類もそうですが、「AのグラフからBの図は作ることができるが、逆はできない」というように何を基にすればBのグラフは作れるのかなども書かれているので、勉強になりました。
正直なところ、私の学習の9割は本書です。
なので、後述の問題集は無くても合格は目指せると思います。
試験対策として問題集も購入しました。
私の場合、こちらにはほとんど時間を割いていません。(買わなくてよかったかも?)
というのも、風邪をこじらせたりした関係で、時間が避けませんでした。(学習は計画的にですね、、、)
なので、試験前日に1.5時間さらっと中身を確認して、どのような出題形式なのかを確認したくらいです。
どんな内容で出題されるのかは実際に受験するうえで参考になりました。
この1.5時間の結果、公式テストの見直す個所も把握できましたしね。
個人的には公式テキストの2章については、さらっと読む程度で良かったなと感じました。
しいて言うなら母集団と標本の話と計測の仕方の問題が出題されていたので、そこだけ押さえればOKだと思います。
そんなこんなで、私が学習に割いた時間は2週間くらいですね。
- 1日1.5hぐらいかけてゆっくり公式テキストを読み込む。
- 節の末尾の問題を実際に解いてみて、間違っている箇所は考え方を理解する。
この2つをこなせば、3級は合格できました。
統計の資格はビッグデータの解析などで求められるスキルだと思うので、興味のある方は受験してみてはいかがでしょうか?
久々にソフトウェア開発関連以外の学習をして、楽しかったです。
2級も少し調べてみて、チャレンジできそうだったら受験してみようと思います!
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