Yahoo! では、様々なWebAPIを公開しています。
ただ、WebAPIを使用するには、アプリケーションを登録する必要があります。
今回は、その方法を紹介します。
【アプリケーションの登録】
※Yahoo! IDを取得済み、かつログイン済みという前提で記述します。未取得の方はIDを取得してください。
まずは、Yahoo! デベロッパーネットワークにアクセスします。
次に、アプリーケーション管理を選択します。
アクセスすると、アプリケーションの管理画面が表示されます。
ここでアプリケーションを登録します。
私の画面では、既に登録しているアプリケーションがあるので、3つアプリケーションを登録していることが確認できます。
「新しいアプリケーションを開発」を選択します。
まずは、アプリケーションの種類を選択します。
- サーバーサイド ⇒サーバー上で動作するアプリケーション
- クライアントサイド ⇒.NETアプリケーションやユーザーのブラウザ上で動作するアプリケーション
もし、Siva’s Yahoo Auction Searchなど、私が提供しているWebアプリケーションのために登録する場合、何も指定がなければ「サーバーサイド」を選択してください。
それ以外の場合は、使用する環境に併せて選択してください。
次にアプリケーションの情報登録です。
- 連絡先メールアドレス ⇒デフォルトで選択されています
- アプリケーション名 ⇒公開するものと一致する必要はありませんが、後で登録したアプリが分かるような名称にします
- サイトURL ⇒公開するサイトのURLを記載します。クライアントサイドの場合は、ダウンロード元などが良いでしょう
- アプリケーションの説明 ⇒どのような用途で使用するかを記述します。Yahooの人もチェックすると思うので、ある程度分かり易く。
- 利用するスコープ ⇒選択できる機能で使用するものがあれば、チェックを入れてください。
もし、私が提供しているWebアプリケーションを登録する場合は、サイトURLは公開しているサイトのURLを、ヤフオク関連の機能であればスコープにチェックを入れてください。
最後にガイドラインに同意するチェックを入れて、確認ボタンを押下します。
登録情報に問題がなければ、「アプリケーションID」や「シークレット」などの情報が発行されます。
これらの情報は、始めのほうの画像にある「アプリケーション管理」(ダッシュボード)で確認できるので、メモなどは不要です。
私が提供しているWebアプリケーションでは、利用者の方にアプリケーションIDの入力を求めている場合があります。
その場合は、ここで発行されたアプリケーションIDを入力してください。
【アプリケーション開発】
IDが発行できれば、こっちのものです。
あとは、Web APIを叩いて取得した情報を活用するだけです。
方法は割愛しますが、Yahooでもサンプルを公開しています。
リンク:Yahooのサンプル
他にも有志の方が作ったサンプルがインターネット上にはたくさんUPされているので、興味のある方は調べてみてください。
私の場合は、Yahoo APIで、以下のようなものを作ってみました。
- ヤフオクの商品検索サイト Siva’s Yahoo Auction Search
- ヤフーショッピングの商品検索サイト Siva’s Yahoo Shop Search
- ヤフオクの商品情報をCSVにまとめるツール(C# & PHP)
- ヤフーショッピングの商品情報をCSVにまとめるツール(C#)
- ヤフオクの条件に見合った商品をウォッチリストに登録するツール(C#)
ヤフオクとヤフーショッピングのAPIを使ったツールはWebサービスとして公開し易いので、作ってよかったと思っています。(地図情報APIも使ってみたいなぁ)
CSVにまとめるツールやウォッチリストのツールは他の人からの依頼で開発しました。こちらも勉強になりましたし、私自身にとっても役立つツールに仕上がって重宝しています。
作ったコードの全てを公開することはできませんが、機会があればコードの一部を紹介したいと思います。(コメントでリクエストが多かったら紹介するかもしれません)
ぜひ皆さんもYahoo!のWeb APIを使って何かサービスを公開してみてください。
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