以前の記事で紹介した通り、DELLのVostro 3800を丸ごとGETする機会がありました。
Vostro 3800については、こちらの記事に詳しく書かれています。
中を確認したところ、状態も良かったため、そのまま使えるレベルの代物。
ただ、CPUとメモリが残念仕様(Celeronと2GB)だったため、この辺を中心にアップデートをすることにしました。
なお、手直ししたPCは友人である”たつたAGE”氏に作業報酬の代わりに譲渡することにしました。
【まずはCPUとメモリ】
まずCPUはCore iシリーズの第4世代モデルが搭載できるとのこと。
出荷状態のBIOSではi3とi5しか搭載できない状況ですが、のちに配信されたBIOSにアップデートするとi7も対応できるという情報があったため、CPUはi7を採用することにしました。
当然、新品はまず入手不可ですから中古でよさそうなものを探しました。
当初は4790あたりでオークションに入札していたのですが、どうしても希望価格である1万円程度での落札ができませんでした。(相場は1.5万円くらい)
で、所用でツクモに行ったところ4770が1万円で売っているではないですか!
グレード的には4790の1つ下のモデル。
でも5千円の差はデカいので、その場でたつた氏に連絡をして承諾を得たため、CPUは4770を採用しました。
メモリはコロナの影響もあってかちょっと割高な市場状況。
今回の筐体にはDDR3メモリを搭載する必要があったのですが、新品はもう手に入らない状況なんですねー。ツクモでもS.O.DIMMしか扱っていませんでした。
で、ヤフオクを漁っていたら8GB x2で6千円ちょっとの動確保証つきのものがあるではありませんか。
即決価格だったので、こいつをGETしました。
動画編集やゲームで使用することが想定されるマシンなので、メモリは搭載できる最大値である16GBにしています。
【ストレージ】
Vostro 3800には3.5インチベイが1つしか搭載されていません。
しかし、昨今では当たり前になっているSSDも搭載したいところ。
そこで今回は、使用しないPCIスロットを活用する2.5インチベイマウンタを使ってみました。
購入したのは以下の製品。
PCI-eまたはPCIのスロットに挿すことで2.5インチベイを作り出しちゃうわけですが、なかなか使っている人も多いようで、いつかは使ってみたかったんですよね。
ロープロファイル対応のブラケットも付属しているので、今回のVostroのようなスモールシャーシでも利用することができます。
ただ、レビューにも書かれていますが、スモールシャーシの場合はちょっとした改造が必要になるケースもあります。
今回は未改造で搭載しましたが、2か所のネジを1か所のみにしてうまくスライドさせて格納するようにしました。(そうじゃないと納まらなかった)
SSDについては、手持ちのものを使用しました。
昨年、秋葉原で特価だったため買っていたCFDの480GBなSSDです。
まぁ限られた予算内で譲渡するPCなんで、できるだけ余っているパーツを使いたかった感じです。
こいつにWindows10 Pro 64bitを入れました。
VostroにはWindows7のライセンスシールが貼ってありましたが、残念ながら適用できず。(当然といえば当然ですが)
で、ライセンスは手持ちのもので認証を行っています。
温存していた3.5インチベイには2TBのHDDを搭載しました。
今回はWD Blue静音モデルにしました。
低回転モデルですが、データ用なのと寿命の観点からこちらにしています。
店員さんにも相談しましたが、おすすめ商品ということだったのでチョイス。
【グラフィックボード】
今回一番力を入れたところですね。
彼には動画編集を依頼していくので、ハードウェアエンコードを使うことを考えてできるだけよいものを搭載することにしました。
ただ、Vostro 3800の電源は250W程度ですし、省電力モデル(補助電源不要)でロープロファイル対応モデルという条件で考えました。
その結果、GTX1650のロープロモデルが最適解かなという結論に。
で、たつたさんを引き連れてツクモに行ったわけですが、取り扱い終了~。
副案としてあったGTX1050はロープロモデルが在庫があったわけですが、70%近くGTX1650のほうが性能が高いということだったので他のお店を探すことに。
結果、楽天だったら在庫があったため、楽天で購入しました。(Amazonより2千円高かったけど、、、)
【組み立て】
例によって写真はないのですが、PCIマウンタ以外は順調に組みあがりました。
この辺は何年もやっていることなので慣れたもんですね。
ただ、電源ケーブルを改修し忘れていたので、BUFFALOの汎用ケーブルを買いました。
ノートPCじゃないので、この辺は汎用品でOK。
たつた氏の家に運んで、FF14ベンチを回してみましたが、「すごく快適」という結果だったので、まだまだ現役で使えるPCには仕上がってくれたようです。
ちなみに、思ったよりケースが大きかったため自宅に入る袋やバッグがなかったため、タクシーと地下鉄を活用してそのまま運びました(笑
【編集後記】
なんとかゴミとして処分される予定だったPCを1台救出することができました。
これもPCマイトとしての役目ですね。
じつは執筆時点では、メモリのみ仮の4GBになっています。
この記事を書いているのは札幌の自宅ではないのですが、メモリだけ届くのが遅く、搭載するのが間に合わなかったのよね(笑
たつた氏には動画作成や私が作ったプログラムのテストを今後ビジネスパートナーとしてお願いすることになるので、今回のマシンは良い仕上がりになったなと改めて思っています。
本人も喜んでくれたので、使いこなしてくれるといいな!
そんな思いも込めて、Gジェネ上での彼の愛機である”ヒルドルブ”の名をPC名に設定してあげました。
ぜひ連邦に奪取されたザクⅡと61式戦車を片っ端から倒してほしいです!
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