札幌では、知事選挙、市長選挙、道議会議員選挙、札幌市議会議員選挙が行われています。
その中で、個人的に道議会議員選挙で当選してほしい方がいるので、応援の意味も込めて紹介したいと思います。
野村尚志さんという方です。
※この記事が選挙関連の決まりごとに触れてしまっていたら、コメントで教えてもらえると助かります。
どんな人か?
野村さんは、本選挙で道議会議員に立候補されていますが、直前まで江別市議会議員を務めていた方です。(平成19年~平成31年)
なので、市民や道民の声を議会に伝える、発言することは慣れていると思います。
江別市と北海道で育った方なので、生粋の道産子ですね。
サッカーがお好きな方で、地元のサッカー協会副会長なども務められています。
顔はちょっと強面な感じもありますが、仁義に熱い方です。
その証拠として、野村さんの任期中に人口減少で悩む道内では珍しく人口増となる結果が出ています。
これは市議会議員当初から取り組まれてきた「大都市・札幌の隣接都市である血の利」を活かす改革を進められてきた成果だと思います。
具体的には子育て環境の整備、高齢者にも安心して生活し続けられる都市づくりを進めてらっしゃいました。
私は札幌市民なので、江別市にはたまに訪問する程度ですが、札幌に次いで住みたい街と思えるほどです。
道議会議員になっても江別への貢献を宣言!
野村さんのホームページをご覧になると分かるのですが、ITを活用したスマート農業によるフード特区の活用推進が挙げられています。
リンク:野村さんのホームページ
フード特区というのは北海道が推進している特区で、「国際競争力のある職産業の拠点」を目指す形になります。
リンク:フード特区機構
江別市はこの特区に指定されており、産学官連携を進めて生産者から加工・物流までの有機的な結合を目指しています。
立地的にも札幌に近く、全道・全国・海外への輸送にも恵まれていると思うので、ITを活用したスマート農業の活用は十分可能性があると思います。
私はIT屋なので、IoTなどの活用で貢献出来たら最高だなと思いますね。
江別市のポスターの産学官連携で、酪農大だけではなく、情報大学が書かれているのも好感が持てます。
この辺りは、道議会議員になられたら道と江別の橋渡し役になってもらい、推進してほしいです。
あとは在宅利用・介護の推進と人材確保を挙げている点ですね。
この点は今後全国でも重要になってくる分野です。
私は在学中に在宅医療・介護支援のシステム開発の研究を行っていましたので、こういう話には敏感です。ぜひ、市議の時に進められた高齢者の方でも住みやすい街づくりを今一歩二歩前に進めて全国の先駆けになってほしいです。
他の公約も「自立した故郷(ふるさと)江別のために」という理念に沿ったものが宣言されています。
これらについては、野村さんのホームページでご確認ください。
選挙について
最後に選挙について私の思うところを書きます。
選挙は数年に一回行われる議会での自分の代理人を推挙する制度だと思います。
最近は投票率が低下し続けていることが叫ばれていますが、これは議員の方が何を行い、我々の生活に何が影響しているかが見えないことと、議員さんの不適切な発言がニュースなどで取り上げられているのが原因だと私は考えています。
もちろん、”政治業者”と呼べる議員さんもいると思いますが、我々が政治に関われる重要な、かつ唯一といっても過言でもない機会が選挙です。
なので、投票権を持っている人は「誰が責任をもって自分のために公正かつ効率的に責務を果たしてくれるのか?」を考えて投票しに行ってほしいと思います。
ちなみに上記のメッセージは銀河英雄伝説という作品に出てくるホアン・ルイというキャラクターの台詞から引用しました。
目上?政治家とは、それほどえらいものかね。私たちは社会の生産に何ら寄与しているわけではない。市民が納める税金を、公正にかつ効率よく再配分するという任務を託されて、給料をもらってそれに従事しているだけの存在だ。私たちはよく言っても社会機構の寄生虫でしかないのさ。それがえらそうに見えるのは、宣伝の結果としての錯覚にすぎんよ。
自由惑星同盟 人的資源委員長 ホワン・ルイ
私は江別市民ではないので、野村さんへの投票は残念ながらできません。
ですが、彼には道議会で江別市議会で行っていたような公正かつ・効率よく任務を全うするという役割を果たしてほしいです。
ぜひ、皆さんの選挙区での候補者の方の公約や理念などを一度見てみてください。
たぶん、野村さん以上に熱く地元のことを考えている政治家はいないと思いますよ。(少なくとも私の選挙区には野村さんを超える人はいない)
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