本ブログの右サイドバーにもリンクを貼っていますが、私はニコニコ動画のニコ生にて時々ゲームのプレイ配信をしています。
配信で用いるソフトが多くなってきたのですが、なかなか使い勝手の良い構成になったと思うので紹介します。
【ツールお品書き】
- Niconico Live Encoder(配信ツール)
- アマレコTV(映像キャプチャ)
- 棒読みちゃん(テキスト読み上げ)
- Niconama Comment Viewer(コメントビューア)
- おまけちゃん(放送枠取り)
- ニコ生デスクトップキャプチャー(デスクトップキャプチャ)
【Niconico Live Encoder】
ニコニコ動画専用の配信ツールになります。
なので、ニコニコ動画IDが必須です。(たぶん、ニコ生の配信について調べてらっしゃると思うので、IDはあるかと思いますが)
ログインすると次のような画面が登場します。
これが配信用の画面になります。
出力設定はフレームレートを上げるか画質を上げるかを設定します。
映像ソースは出力する映像デバイスなどを選択します。
複数選択することもでき、放送でよく見かける「ワイプ」なども表示することができます。
音声設定ではマイクの入力のほかスピーカーから出力される音を配信に乗せることも可能です。 ※ハウリングとかには注意しましょう
シーン切り替えは設定を保存する項目だと思ってください。
ニコ生専用の放送ツールですが、手軽に使えて便利です。
私はffmpegによる放送を行っていたのですが、CPU負荷が高かったので、このNLEに変更しました。
細かな設定はできないですが、簡単な操作性から放送入門者にはオススメの配信ツールです。
【アマレコTV】
次は映像キャプチャソフトです。
HDMIキャプチャボードなどからの信号をキャプチャするソフトウェアになります。
PC上でもプレビュー画面を表示できますので、ゲームのプレイなどでも使えます。
また、デスクトップキャプチャモードも備えているため、人によっては後述のニコ生デスクトップキャプチャーは本ツールで代用することもできます。
ただし、CPU負荷がちょっと高いので配信環境によっては映像キャプチャのみに絞ったほうが良い場合もあります。(私の場合は使い分けしています)
録画機能もありますが、コーデックがシェアウェアなので、無償利用の場合はロゴが表示されます。
課金すればロゴは解除することができます。
現時点では、2,808円(税込)とそれほど高い買い物ではありませんので、購入されることをお勧めします。
あと、最初にも書いた通り、映像入力用にキャプチャボードが必要になります。
私の場合は、以下のキャプチャボードを使用しています。参考にしてみてください。
リンク:アマレコTV
【棒読みちゃん】
テキスト読み上げツールになります。
入力、またはプログラムに入力されたテキストを読み上げてくれます。
後述のコメントビューアでの読み上げで連携させるソフトです。
使い方次第ではWebのテキストの読み上げなどもできるみたいですね。
声の質感や速度、音程などが設定できます。
また、辞書機能も搭載されていて、任意の文字列の読み方を指定(変更)することも可能です。
リンク:棒読みちゃん
【Niconama Comment Viewer】
ニコ生のコメント表示ソフト(コメントビューア)です。
このソフト単体ではコメントの”読み上げ”はできませんが、前述の棒読みちゃんと連携することでコメントを読み上げてくれます。
放送番号、またはURLを入力することで放送のコメントを拾ってくれます。
後述の枠取りツール「おまけちゃん」と連携させることで、枠取得時に自動的に枠とビューアを連携させることができます。
【おまけちゃん】
放送枠取得ツールです。
ブラウザのキャッシュからユーザーのニコニコ動画と連携します。
放送タイトルや詳細、タグなどを設定することができ、設定内容は種類ごとに保存することができます。
枠の連続取得機能もあり、枠を連続確保して放送したい場合には有効な機能です。
次枠の案内メッセージ機能もあり、視聴者の方に次枠を案内することもできます。
※前述のコメントビューアと連携させることで可能になります。
ただ、開発終了が宣言されているソフトなので、ダウンロードはお早めに。
あと、ニコ生の新放送枠には非対応となっています。
リンク:おまけちゃん
【ニコ生デスクトップキャプチャー】
デスクトップ画面をキャプチャするソフトウェアになります。
PC用のゲーム画面などをキャプチャするのに使用します。
キャプチャサイズを手動で調整することもできますが、ウィンドウに指定された部分をドラッグアンドドロップするだけでキャプチャ対象を指定できるのもポイントです。
アマレコTVでもデスクトップキャプチャは可能ですが、CPU負荷はこちらの方が低いので、配信時にカクカクする、遅延が発生するなどの場合はこちらに変更してみてください。
リンク:ニコ生デスクトップキャプチャー
これらのツールを組み合わせることで、配信環境は完成です。
人によっては、画質を求めて配信ツールをFFMPEG Launcherを使用したり、コメントビューアは多機能なアンコちゃんを使ったりします。
この辺の環境調整は放送に慣れてきたら行ってみるとよいと思います。
では、コミュニティを立ち上げて、楽しいニコ生放送ライフを。
そして、リスナー(視聴者)の方に楽しいひと時をご提供ください。
【2016/12/01】
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リンク:【Windows】関連するソフトをまとめて起動させる方法(バッチファイル)
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