以前に購入していたゲーム「√Letter」というゲームを遊んでみました。
Amazonのレビューなどでは低評価になっていますが、なかなか楽しめたので紹介します。
主人公はある日、消印のない手紙を見つけます。
手紙を見てみると、15年前に文通を行っていた相手からの手紙であることを知ります。
主人公は15年前の文通相手を探しに島根を訪ねます。
手掛かりは15年前にやりとりをしていた何通かの手紙のみ。
15年もの時間が経った状況では、1人の人を探すのは簡単ではありません。
それでもめげず、ピースを見つけて真実に近づいていきます。
しかし、その真実は主人公が当初考えていた以上に深い内容でした。
はたして主人公はどのような真実を見るのでしょうか?
この作品は典型的なアドベンチャーゲームになっています。
ある程度は流れに沿って進めていく形になりますが、主人公の選択によってエンディングが変化するマルチエンディングになっています。
最初は3種類のエンディングが用意されていますが、1度クリアすると2つのエンディングが追加されます。
本当意味でのトゥルーエンドは2週目以降に出会うことができます。
私の場合、最初の周回では、3つのエンディングの中ではトゥルーエンドに当てはまるエンディングを見ることができました。
選択肢を普通に選択していったらこのエンディングに出会う人が多いかなという印象。
2週目以降はWikiでエンディング条件を確認して、遊びました。
残り4つのエンディングのうち、3つはバッドエンドなので、この3つを消化して最後にトゥルーエンドを遊ぶと良いと思います。
この流れで進めた結果、しっくりくる形でゲームを終えることができました。
ゲームは探索パート、追及パートで構成されているのですが、2週目以降はプレイ済みの個所をスキップして進めることができます。
このおかげで周回プレイもストレスなく遊ぶことができました。
アドベンチャーはあまり遊ばないのですが、この機能があると周回する気になれますね。
本作の場合、ルート分岐に必要な個所はスキップせずに選択、共通箇所はスキップという感じで進めましょう。
ただし、分岐が必要な個所もスキップできてしまう箇所があるため、選択個所はどこにあるのか意識して遊ぶと良いと思います。
また隠し?要素もあります。
条件を達成すると、「シナリオの台本」「島根の観光ガイド」「楽曲の試聴」「ミステリー女優のトーク」が解禁されます。
中でも「ミステリー女優のトーク」は聴く価値ありでしたね。
これらの出現条件ですが、Wikiを見ればすぐに分かりますが、前情報なしで攻略したい方は、「シナリオ攻略中にメインルート以外の場所をあちこち訪ねる」をしてみてください。
レビューなどでは「主人公が偉そうに喋るのが苦手」という意見が散見されます。
これは私も同意します。
最初に郵便局員に声をかける第一声から偉そうなんですよね。
ガツガツと人の心に入り込んでくる態度はなかなか受け付けないものがありますね。
また出てくるキャラクターを当時のあだ名で「ビッチ」「デブ」「チビ」などと主人公が呼ぶのもいただけなかったかな。
追及パートが論理的な追求ではなく、勘からの追及ばかりというのもファンを遠ざける原因だと思いました。
ですが、ストーリーやゲーム性はよくできていると思うので、そっちに焦点を合わせてプレイすると楽しめますよ。
ちなみにですが、私はこのゲームをセールで500円で入手して遊びました。
その金額としては十分な価値のあるゲームだと思います。
Amazonなどでは2,500円くらいで入手できますが、それでも十分に価値はあると思います。
DL版はPSストアで購入することができます。
私が購入した時のようにセールで安く入手できることもあるので、チェックしてみてください。
リンク:√Letter ルートレター | 公式PlayStation™Store 日本
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