年末から寝込んでいましたが、起きていられる状態になったので、映画初めを行いした。
今年は「劇場版 艦これ」です。
ネタバレを含むと思うので、見たくない人はお戻りください。
そもそも艦これとは、艦隊これくしょんというソシャゲーを指します。
戦闘艦を擬人化した艦娘を率いる提督になって、戦っていくゲームです。
本映画は、このゲームをTVアニメ化したアニメ版 艦これの続編に位置する作品です。
なので、興味のある人は最低でもアニメで前知識をつけた方がよいです。
というか、初見さん向けの話が一切ないので、アニメ版を観ましょう!
肝心の本作の感想ですが、艦これの一提督としては楽しめる作品でした。
たぶん、前述のとおりなんで前知識がないと楽しさは半分以下かな。
映画好きの友人(艦これ知識0)が「よく分からなかった」と言っていたので、そんな感じなんだと思います。
ゲームでも艦娘と深海棲艦との関わりが見え始めて早数年でしたが、明確になりましたね。
イベント戦でボスを撃破したときに聞けるボイスの意味が本作ではよくわかります。
TV版で不遇だった如月ですが、一応救われた形にもなっているのがポイント。
でも、鑑賞中は「如月に何の罪があるんだよ!スタッフさん!!」ってなりながら観ていました。
如月はアニメシリーズを通して、3回殺された形になっているのがちょっと可哀そうな気がしました。
いや、劇中冒頭の戦闘を考えると4回か?
他の方の感想記事でも書かれていましたが、戦闘シーンが良かったと思います。
以前は3DCGを使って描かれていたのを2DCGベースにしたのが良かったのではないでしょうか。
妖精さんたちも裏で頑張っている姿がふんだんに描かれており、提督としては、「妖精さん、いつもありがとう」という気持ちになりました。
長門秘書官の作戦説明の時は思わず目頭が熱くなりましたよ。
ただ、本作のストーリー展開(特に終盤)はよくある展開で面白みに欠けました。
トリガー発動⇒浄化⇒ハッピーエンド の流れはよくありますよね。
ここの展開は本作を観る前から予想していたので、もう一捻りあると非提督視聴者も楽しめたのではないでしょうか?
あと、できればカレー回のような和やかな話を同時上映とかすると喜ばれたと思いますね。(個人的にはこっちも観たい欲がある)
ともあれ、艦これ提督の方にはお勧めできる作品でした。
興味のある方は視聴してみてください。
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