先日、ある方からPCのリプレイス作業を依頼されて、新しいPCの発注・セッティングをしてきました。
その際に、リプレイス前のPCを頂戴することになったため、仮想通貨採掘用PCとして再利用することにしました。
どのようなPCで、どのくらいのマイニング出力かを紹介したいと思います。
まず、今回頂戴したPCですが、DELLのVostroシリーズ 270s i3-3240というマシンになります。
CPUはi3 3240(3.40 GHz)、メモリは2GB、HDDは500GBというようなスペックです。
特筆すべき点としては、無線LAN子機機能が標準搭載、SDカードリーダーも標準搭載という点でしょうか。
依頼された際は「OSの立ち上がりが遅い」「Excelで処理をしていると急に重くなる」といった症状があるとのことでした。
使用用途に合ったPCを調達して、現地に行ったところ気づいた点があります。
「CPUファンの吸気口が壁に密着している、、、」
これではCPUが熱暴走対策でパフォーマンスを落としますよね。
これが原因と判断し、吸気口周辺に隙間を作ってもらう形で対策をしました。
設置から2か月ほど経過しましたが、軽快に動作しているというということでリプレイス後PCは一安心です。
一方で回収したPCのほうですが、起動してみると確かに立ち上がりが極端に遅い、、、
HDDが熱などでやられているのかと思い、状態管理ソフトを入れて確認しましたが全て正常値でした。
試しにOSを入れ直してみると、あら不思議! 軽快に動作するではありませんか(笑
このことからハードウェアの問題というよりはソフトウェア(特にOS)に不具合が発生していたと判断しました。
ただ、長期間排熱がうまくできていなかったことからコンデンサなどは痛んでいると考え、常用PCとしての利用は捨てました。
運用方法としては、サブPC兼マイニングPCに落ち着きました。
以前の記事で紹介した通り、私は仮想通貨のBitZenyのマイニングを行っています。
メインはVPSでのマイニングですが、CPUマイニングは消費電力がGPUに比べると少ないため、自宅のPCでもマイニングを行っています。自宅のマイニングPCの一台に今回のPCを加えました。
サブPCとしても利用するため、OSはWindows10 Pro x64にしました。
このOSは以前の記事で紹介した通り、新品のプロダクトキーを1,000円で購入したOSです。今回も正しく認証は通り、一安心。
で、マイニングツールを導入して動かしてみたところ、1.0khash/sくらいは安定して出力してくれました。
あ、論理スレッド4に対して動作は3で行っています。
i3のCPUとしてはまずまずの数値じゃないでしょうか?
常時稼働させるつもりはありませんが、立派なマイニングマシンが出来上がりましたね。
欲を言うと、マザボがi7の3770に対応しているらしいので、同CPUが安く手に入らないかなぁと考え中。
相場は14,000円くらいですが、5,000~7,000円くらいで入手したい!(無理!)
ヤフオクやツクモなどでチェックしていますが、10,000円を割る商品はさすがにないですな。。。
ともかく、まだまだ戦えるPCを手に入れられたのは大きい!
無線LANも搭載なので、マイニングツールを起動時に動作させるようにして、本体のみを部屋の片隅に設置して運用するようにしました。
機会があれば、メモリも16GBまで増設して、ちゃんとサブPCとしても使ってあげたいな。
リビング用PCとして使えるとよいかなと思案中。
外装とかが気になる方は、以下のリンク先の画像をご確認くださいな。
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