これまで、とある場所から自宅PCにリモートデスクトップ接続して作業をしていたのですが、接続の履歴が残ってしまいました。。。
リモートデスクトップって履歴の削除機能が標準ではないんですよねー。
今回はリモートデスクトップの履歴の削除について調べてみました。
調べた結果、リモートデスクトップの履歴は、ファイルとレジストリの2箇所に保存されており、両方の記録を削除することで対応可能ということがわかりました。
まず、レジストリの編集です。
※レジストリの編集はOSの機能に直接影響を与える場合がありますので、編集は慎重に行ってください。
レジストリエディタの起動ですが、WindowsXP~7の場合は、「スタート」 → 「ファイル名を指定して実行」 → 「regedit」と入力して実行することで起動できます。
Windows8の起動方法はどうやるんだろ?
後で調べて追記します。
レジストリエディタを起動したら、以下のキーにアクセスします。
「HKEY_CURRENT_USERS¥Microsoft¥Terminal Server Client¥Default」
このキーの中に「MRU0」~「MRU9」の値が入っていますので、削除したい値を削除していきます。
リモートデスクトップでは最大10個までの履歴を保持しておけるらしいですね。
これでレジストリの編集は完了です。
最初はこれだけでOKかと思い、アプリを起動してみましたが、履歴は残ったままでした。。。
やはりファイルもあわせて消さねばなりません。
次に履歴ファイルの削除です。
履歴ファイルはユーザーのドキュメントフォルダに隠しファイルとして存在しています。
ファイル名は「Default.rdp」です。
これを削除することで、最後に接続した履歴も完全に抹消することができます。
隠しファイルの表示を行っていない方は、次の方法で隠しファイルの表示設定を行ってください。
0.「マイコンピュータ」を開く。
1.「ツール」 → 「フォルダ オプション」を選択する。
2.「表示タブ」を選択する。
3.「詳細設定」の中から、「すべてのファイルとフォルダを表示する」を選択する。
4.「OK」ボタンを押下して設定を有効にする。
最近外出先から接続していたPCで以上のことを実行してたところ、正常にリモートデスクトップの履歴を削除することができました。
何らかの理由でリモートデスクトップの履歴を削除したい場合は、お試しください。
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