会計だけセルフ
祖母の家の近くのイオン系のスーパーで”セルフレジ”が導入されていたので、使ってみました。
セルフレジと言っても、何もかも全てを自分でやらなければならないわけではありません。
言うなれば、半セルフレジでしたね。
チェッカーは店員さん、会計は自分で
普通のレジだとバーコード読み取りのチェッカー作業は店員さんが行い、その後の会計も店員さんがお金を受け取ってレジ端末で会計って感じですよね。
割と新しめの端末だと、現金を投入するだけで、投入金額とおつりは機械が自動で計算、排出するものが多いと思います。
今回のレジは、チェッカーは店員さんが行い、会計処理は全部自分自身で行うというものでした。
順番としては
- 買い物かごを店員さんに渡す
- 店員さんがチェッカー作業をする
- 指示された会計端末に移動する
- 会計端末で支払いをする
という流れでした。
3と4をお客さんが自身で行うので、店員さんはチェッカー作業に専念するだけで済むのがポイントですね。
会計端末は2台あったので、4の処理は2つまで並行処理ができます。
その分、スムーズに会計処理が流れているのもポイントでした。
最初にこのお店を訪ねた時は、お客さんが端末の使い方に不慣れだったたため、3と4で処理が停滞していました。(ボトルネックの発生)
ですが、1か月後に同じお店を訪ねると本当にスムーズに流れていました。
最大で2倍の効率(まぁ実際にそこまではまず無理ですが)を出せるので、セールの日なんかは待たされることなく、会計まで行けました。
もうちょっとUIの改善が必要?な端末
上からタッチパネルのディスプレイ。
左下に磁気カード読み取り用のカード挿入口。
右に進んで、WAON他の電子マネータッチ画面とキー入力ボタン。
下に進んで、お札と効果の投入口となっています。
このお店では1台のレジに対して2台の会計端末が設置されています。
会計端末横にカートを移動して、その上に会計済みのカゴを置いてもらう感じです。
私はイオンオーナーズカードを持っているのですが、このカードも会計端末は対応していました。
支払い前に「オーナーズカードを使う」といった項目を先にタッチすることで利用できました。(オーナーズカードは株主優待のカードです)
WAONでの支払いや現金の支払い、クレジットカード決済もタッチパネルで操作して、指示通りに作業するだけの簡単なものでした。
私には簡単な作業ですが、高齢者の方には難しいらしく、お年寄りの方は店員さんに教えてもらいながらやっていました。(母も例外ではなく、私に毎回助言を求める始末、、、)
クレジットカード決済ですが、イオン系のカードだとサイン不要なので簡単ですが、サインが必要なカードの場合は、店員呼び出し中という表示になり、店員さんが伝票を持ってくるまで待機するようです。
このお店では、1人だけ配置されているサービスカウンターの店員さんが対応していました。(サービスカウンターの対応もあるでしょうし、2人くらいには増員した方がボトルネック解消になるのではと感じましたね)
まとめ
人員の省力化には半セルフレジは大きく貢献していたと思います。
導入したばかりの時は店員さんの負荷が増えると思いますが、大型店では有効な方法だと感じました。
ただ、UIが「わかってるでしょ?」が前提だったので、お年寄りや機械に不慣れな人に配慮した作りにしていく必要があるかなとも思いましたね。
今後も働き手が不足する世の中なので、もっともっとセルフレジが普及してほしいなと感じました。
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