先日、PHP技術者認定試験 初級を受験してきて、無事に合格することができました。
昨年受験する予定が、色々あってここまで受験を引き延ばしてしまいました。。。
今回は簡単に行ってきた学習方法・期間の紹介をしたいと思います。
【どんな資格?】
名前の通りで、開発言語であるPHPを扱える技術者として認定する資格になっています。
初級、上級、ウィザードの3段階があるようで、今回受験したのは入門者向けの初級になります。上級は基礎知識に加えて、テクニカルな知識を持った人向けの資格です。合格できなくても、どのくらいの有識者なのかが認定されます。
ウィザードは、PHPの発展に貢献した人を表彰する資格なので、一般のエンジニアが受験することはないかと思います。
受験は、受験センターのPCで問題を解いていく形になっています。
ペーパー試験と違い、受験後すぐに合否が分かるのは嬉しいですね。センターのPCの台数にも限りがあるので、受験予約は早めにしておく必要があります。
受験料は初級で12,000円、上級で15,000円となっています。
【試験対策】
まず、私が対策前に持っていたスキルですが、PHPでのファイル操作、簡単なデバッグ、簡単なPHP.iniの設定と、その他の言語開発で身に付けたアルゴリズム構築とオブジェクト指向の理解くらいです。
この時点で足りていないと分かっていたのは、DBの操作(SQL)、XMLファイルの変換、Cookieの操作、時刻に関する知識と言った感じでした。
で、私が試験対策で使ったのは2冊の書籍になります。
まず、1冊目は、「初めてのPHP5」という書籍です。
これは、試験概要に認定教材として書かれていたので購入しました。
ページ数が約400ページあり、技術書を読み慣れていないと「うわぁ。。。」と思ってしまう厚みです。
ですが、大半がコードとコードの解説なので、重要なポイントを押さえて読めば、あっさり読めてしまう書籍です。
私自身、読書が好きということもありますが、2日で読み終えました。(前述の通り、斜め読みですが)
実際に試験を受験してみて役だったと実感したので、本書を読むことをお勧めします。
また、次に紹介する2冊目の書籍ではカバーできていない個所も本書でカバーされているので、必読本ですね。
2回さらっと読むだけで十分だと思います。
2冊目は、「徹底攻略 PHP5技術者認定[初級]試験 問題集 [PJ0-100]対応」です。
こちらは通称:黒本と呼ばれるシリーズの試験対策問題集になります。
PHP5技術者認定試験では、基本的に過去問題は公開されていません。
ですので、黒本で模擬試験にチャレンジすることは重要になってきます。
実際に、試験で類似の問題が多数出たので、この書籍での学習も必須になります。
正直なところ、先にこの問題集をやって、前述の初めてのPHP5を斜め読みする方法が効率の良い学習方法なのではないかと思いました。
私の場合は、こちらの問題集は1回熟読して、問題にチャレンジし、試験前日に点数の悪かった分野を読みなおす方法をとりました。
【受験してみて】
感想としては、前述の学習方法で、試験合格は十分狙えると思いました。
私の場合、正答率が34/40(85点)だったので、ボーダーラインの70点は大きく超えることができています。
ただ、書籍ではカバーされていない問題もそこそこ出題されていたので、きちんと学習するならWeb上のPHPマニュアルも熟読したほうが吉だと思いました。
マニュアルは全て読む必要はなく、試験範囲の関連する技術だけ確認すれば十分だと思います。
試験時間は60分ですが、解き終わるまで30分程度で終わります。
確認などを含めても45分くらいで終わるので、時間的にはかなり余裕のある試験でした。
開発言語系の資格チャレンジは初だったのですが、今の実力を試すには有効なチャレンジだと思いましたね。
次はC言語とかJava、Androidあたりにチャレンジしようかな。
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