最近、戦争関連の映画をよく観ているのですが、久しぶりにプライベート・ライアンを鑑賞しました。
トム・ハンクス主演映画は好きなので色々観ていますが、この映画は中でも好きですね。
で、今回は久々に鑑賞して思ったことを書きたいと思います。
【あらすじ】
時は第二次世界大戦、連合国軍はドイツ攻略に向けて上陸作戦を開始します。
その中で、ある家の兄弟が一斉に戦死を遂げてしまいます。
唯一、末息子が戦場で生死不明の状態であることが判明。
司令部は、家族と軍の名誉のため、この末息子を捜索し、本国に帰還させることを決めます。
捜索は中隊を指揮していたジョン・ミラーに一任されます。
ミラーは精鋭数名を選抜し、捜索に向かいます。
果たして行方知れずの末息子を無事に見つけ、本国に帰還させることができるのか?
そして、彼らミラー小隊は無事に中隊に戻れるのか?
【感想】
戦争がいかに悲惨で不条理なものかが分かる作品です。
同時に戦線にいない司令部が現場に無理な指令を下すのかが分かります。(フィクションでしょうが)
そして同時に現場がいかに苦心して任務を全うしようとするのかが描かれています。
これは現在の日常の業務でも考えていかなければならない思考だと考えさせられました。
銃撃や爆撃で負傷した兵士の描き方がリアルですね。
結構グロいシーンもあるので、小さい子にはショッキングかもしれません。
でも、それだけ戦争の悲惨さを伝えようとしているのだと私は感じました。
上司の好きな言葉で「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」というものがあります。
これは武田信玄の言葉なのですが、この作品ではこの5つのフレーズがそれぞれ描かれているのではないかと私は思いました。
ぜひ一度鑑賞してみて感じてもらえればと思います。
トム・ハンクスの演技も名演なのですが、狙撃手の役のバリー・ペッパーの演技も名演だと思います。
彼はグリーン・マイルでもトム・ハンクスと共演しています。そちらでも良い演技を見せてくれていますよ。
グリーン・マイルも好きな作品なので、近いうちに観ようと思います。
ちなみに、この作品の基になった兄弟が一斉に亡くなった話は実話だそうです。
コメント