Windows10で、Anniversary Updateが配信されていますよね。
皆さんは適用しましたか?
色々不具合の指摘が挙がっていますが、自動更新で適用された人も多いのではないでしょうか?(私もその一人です)
で、Windows7から標準で搭載されている「付箋」アプリ、Anniversary Updateを実行したところ、姿を消しました。
タスクバーでピン留めしていたアイコンも、スタートメニューのWindowsアクセサリ内のショートカットも削除されています。
でも安心してください。
付箋のデータはあるソフトに引き継がれて残っています。
【付箋アプリとは】
勉強やデスクワークなどで使う付箋、これをデスクトップ上にソフトウェアで再現するアプリケーションを指します。
テキストファイルに保存するのもアリですが、毎回ファイルを開いて確認する必要があります。
付箋アプリだと、ユーザーログインした際にデスクトップ上に付箋を表示してくれます。
しかも編集もその場ででき、データの保存は付箋アプリが自動的に保存してくれます。
私はWindows7以降に標準で搭載されている付箋アプリを愛用していますが、ほかにもフリーソフトなどで機能が追加されたソフトウェアなどもあります。
Vectorや窓の杜などで探すと色々とありますよ。
最初は付箋アプリなんて使わないだろうと思っていたのですが、一度使いだすとちょっとしたTODOなどのメモに使うようになっていました。
たぶん、皆さんも使いだすと使わないPC生活はなくなっちゃうんじゃないですかね。
【標準の付箋アプリの行方】
で、本題のWindows標準の付箋アプリなのですが、Anniversary Updateを適用するとどこにもいない状態になります。
もし、Windows10ユーザーで、かつ付箋アプリを使っていて、かつAnniversary Updateを適用した方は探してみてください。無くなっているはずです。
なぜなくなったのか分からなかったので焦りましたね。
よく使う情報のメモがあったりしたので。
インターネットで調べてみると、同じように困っている方が散見されました。
で、調べてみるとAnniversary Updateで付箋アプリは別ソフトに移管されていたことが分かりました。
移管後のアプリですが、「Microsoft Sticky Notes」に移管されています。
データは付箋アプリから移動されているので、こちらを開けば元の付箋アプリと同様に使うことができます。
起動の仕方ですが、スタートメニューで「Sticky Notes」を探して開けば使用できます。
あとはタスクバーなどにピン留めすればOK。
Sticky NotesはWindowsのユニバーサルアプリとして作られているため、タブレットモードでも使用できるのかもしれません。(未検証)
また、手書きメモも残せるようになっているため、Surfaceのように手書き入力ができる環境だと便利かもしれませんね。
Windows標準のアプリケーションは大型アップデートで消えたり、移管がされたりしますが、もうちょっと何がなくなり、何が移管されるか分かりやすく情報を公開してほしいですね。
あと、Windows10の標準ユニバーサルアプリって削除できないものが大半ですよね。
今回のSticky Notesも使わない人には削除したい対象だと思いますが、現状では削除不可です。
この辺ももうちょっとユーザーがチューニングできるような作りにしてほしいものです。
他のWindows10の標準アプリの削除方法はこちらの記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
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