今年度から開発言語の資格のチャレンジを行っていますが、今回はサーティファイ主催のC言語プログラミング能力認定試験にチャレンジしてきました。
当初は1級を受けるつもりだったのですが、今回は訳あって2級を受験しました。
無事に合格できたので、ざっとどんな試験だったかを紹介します。
試験名にC言語とついている通り、C言語の開発スキルに関する検定になります。
1級は、既存プログラムの仕様変更に対応できるレベル
2級は、500行程度のプログラムの作成が簡単にできるレベル
3級は、C言語初級者、勉強を始めた人レベル
って感じらしいです。
で、2級を受験した感想ですが、ポインタの使い方さえ理解していれば合格することは可能です。
なぜなら大半がポイントまたは配列操作に関する問題で、あとは各言語共通の知識(処理の流れなど)があれば十分に合格点に達することができます。
あとはビットシフト演算ができるかどうかですね。
これらの知識があれば十分に合格できるレベルだと思います。
で、私ですが大学のころにC言語を触りだして、業務で触った時期を含めるとC言語歴6年というところでしょうか。
満点を取れる自信があったので、勉強はせずに受験しました。で、以下が私の受験結果。
44問中6問も間違えてる。。。
しかも、基本中の基本であるC言語の文法で3問も。。。
チェックディジットの部分は、まぁ仕方がないね~。。。
まだまだ勉強が足りていない証拠ですな。
試験の問題用紙は回収されちゃったのと解答は公開されていませんので、どこが誤りなのか確認することは残念ながらできません。
今年は組み込み系と画像処理系に力を入れていく予定なので、復習が必要だなぁ。
ちなみに私のC言語バイブルは新・C言語入門 シニア編(著:林 晴比古)です。
非常に丁寧にC言語の各作法・手法を紹介してくださっているので、何度か読んだ今でも「???」ってなったときは読み返しています。
C言語を勉強しようとしている方にはオススメの1冊です。
実は、個人的には1級でも受かる自信はあったのですが、2つの理由から今回は受験を見送りました。
1つ目が、コンパイラの制限です。
団体受験だとVisual Studioが使えるみたいですが、札幌などの会場の場合はBorland C++コンパイラしか使えないらしいんですね。
私の場合、普段はVC++でコードを書いていますし、gccは使ったことはあってもbccは使ったことがありません。
予想ではそれほどgccと使い勝手は変わらないと思っているのですが、不安だったのでbccの使い方を軽く勉強してから受験することにしました。
2つ目の理由は、過去問に載っていた問題です。
実技なので、既存のコードを読解して修正するというものなのですが、過去問に載っていたベースのソースコードのコメントが半角カタカナだったんです。。。
今どき半角カタカナはないだろ。。。
問題自体は対応できましたが、読んで理解するだけでも時間が掛かりました。
コード読解とは別のコメント解析に時間がかかるため、慣れが必要と判断して受験を見送りました。
以上のことから今回は2級を受験しました。
1級の過去問題集を買ったところ、割と似たような問題が毎回出題されているようです。
2級もおそらくそうだろうと思うので、受験を考えている方は問題集を購入されてみてはいかがでしょうか?
Amazonで売られているのは、転売されたもので割高となっています。
正規に買うならこちらから買えます。
でも、個人的にはそれでも割高な価格だと思いました。
参考書と違って試験の問題集は受かったらもう使わないしね。
で、私が良いんじゃないかなと思うのが、中古をネットでGETするということ。
ヤフオクでも出品されているようですので、興味のある方は「C言語プログラミング能力認定試験」で検索してみてください。
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