Siva's Blog

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以前、こちらの記事にしましたが、C言語プログラミング能力認定試験2級に合格しました。

で、今回は、同試験の1級にチャレンジし、無事に合格することができました。

今回は、簡単にどんな試験だったのかを同試験に興味を持っている方向けに紹介します。

まず、C言語プログラミング能力認定試験の概要ですが、試験名にC言語とついている通り、C言語の開発スキルに関する検定になります。
1級は、既存プログラムの仕様変更に対応できるレベル
2級は、500行程度のプログラムの作成が簡単にできるレベル
3級は、C言語初級者、勉強を始めた人レベル
って感じらしいです。

3級は受験していないので、どのような内容なのかはわかりませんが、2級はポインタの使い方さえ理解していれば合格することは可能です。
なぜなら大半がポイントまたは配列操作に関する問題で、あとは各言語共通の知識（処理の流れなど）があれば十分に合格点に達することができます。
あとはビットシフト演算ができるかどうかですね。

で、今回受験した1級ですが、筆記ではなくPCを使った既存コードの改良になります。

前回1級の受験を断念し2級の受験にした理由が2つありました。

1. 試験で使うコンパイラ（bcc）の使い方がわからない。
2. 普段は使用する関数は調べながら記載しているため、全てのC言語標準関数の仕様を覚えられていない。

の2点です。

1については、前回の記事にも書きましたが、首都圏での受験や団体受験の場合はVisual Studioを使うことができるため、コンパイルもかなり楽に行えます。
2については、上記の通りなので、試験中に調べることができないため自信がありませんでした。

ですが、受験してみるとどちらも気にしすぎだったと思いました。
同じような思いを持っている方は安心して1級を受験してください。
理由は以下の通り。

1については、bccの最低限のコンパイル方法を事前に教えてもらえるためです。
試験では、このコンパイル方法を覚えていれば十分でした。
受験票を自分で印刷ではなく、送付希望にするとペラ紙ですがコンパイラの使い方が書かれた紙が入っていました。

2については、受験時に標準関数の仕様が書かれたPDFの閲覧が可能だったためです。
今回の試験では、それほどマイナーな標準関数は使用しなかったため、このPDFを使う機会はありませんでしたが、試験で使用しそうな標準関数は概ね記載されていました。
なので、よく使うprintfやscanf、memcpyやstr○○といった関数くらいを覚えておけば大丈夫だと思います。

しいて言うなら、ソースコード以外に「変更仕様書」を記載する必要があるということです。
これは既存のコードにどのような変更・追加を行ったかを記載する仕様書になります。
この辺については、実際に業務で触っていないと分からないかもしれません。
1級の過去問には簡単な記載の仕方が書かれていましたので、書いたことのない方は過去問を購入されることをお勧めします。
また、過去問には試験で使用されるベースプログラムのコードも記載されていますので、事前にどのようなソースコードが改修対象になるかわかるので、こちらの意味でも購入されたほうが良いと思います。

Amazonで売られているのは、転売されたもので割高となっています。
正規に買うならこちらから買えます。

最後に、勉強の仕方ですが、前日にC言語バイブルである新・C言語入門 シニア編（著：林 晴比古）を軽く読んだ程度です。
寝る前に先に紹介していた過去問題もさらっと読んで流れを掴んで終了です。

今回は合格できましたが、1点穴があったので、紹介します。
それは「変更仕様書」です。
どう書くかというをほとんど読み飛ばしていたため、試験の時には時間不足と合わせて簡単なものしか書けませんでした。
その結果、変更仕様書に関しての点数は0点でした。。。orz

人生初の0点じゃないかなと思いますw

ですが、ソースコードの点数が良かったため、合格することができました。
もし、受験してみようという方がいらっしゃったら、「変更仕様書」の書き方も合わせて勉強してくださいね。

新・C言語入門 シニア編 (C言語実用マスターシリーズ)

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北の試される大地に生息しているSEです。
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